若桜神社大祭
わかさじんじゃたいさい
概要
若桜神社を中心に行われる祭礼行事。5月2日は街道沿いにしめ縄を張り、榊が神輿の練る道を清め、夜には宵宮神事が行われる。3日は境内で神事が奉納され、渡御となり行列が出発する。行列は3基の神輿を中心に御寄附御面箱(鳥取藩主より拝領した面を納める箱)や榊、奴の舞、御幟、本面(面を被った道化役)、麒麟獅子など数多くの役割が若桜地内を練り歩く。以前は「割り場」といい、若桜地内にある7町(隣組)が持ち回りで祭礼の統括、神輿1基ずつ、榊をそれぞれ担当していたが、現在は各町1名を委員とする大祭委員会によって運営が行われ、人手不足の町は共同で神輿を担当している。祭礼翌日の4日にはうら祭りとして各町で仮装などを練り歩く「にわか」が行われていたが、現在では一部の町のみで実施されている。