感応楽 かんのうがく

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無形民俗文化財 / 九州 

福岡県
福岡県豊前市大字四郎丸
指定年月日:20200316
保護団体名:豊前感応楽保存会
備考:
重要無形民俗文化財

 感応楽は、福岡県豊前市大字四郎丸(しろうまる)に鎮座する大富神社(おおとみじんじゃ)の神幸祭(じんこうさい)(春季大祭)において、隔年で奉納される楽打(がくうち)(太鼓踊)である。豊作祈願、雨乞い等を目的とし、四月三十日には神輿巡幸に伴い、大富神社及び同神社の住吉お旅所(たびしょ)で踊られるほか、翌五月一日は、四郎丸地区内の神社一〇か所を一日がかりで巡り、最後に大富神社に戻って踊る。
 我が国には、踊り手が胸または腰に付けた太鼓を桴(ばち)で打ちながら踊る、太鼓踊が全国的に存在するが、これらは太鼓などの囃子(はやし)とともに、趣向を凝らした扮装や飾りにも特徴がみられ、風流芸能のなかで重要な位置を占めている。旧豊前国に相当する現在の福岡県北九州市から大分県の宇佐(うさ)市、さらに国東半島にかけては、楽打、あるいは楽(がく)と呼ばれる太鼓踊が広域にわたって伝承されており、本件はそれらのなかで豊前市に伝承される楽打の代表的なものである。
 豊前市は福岡県の東部、周防灘(すおうなだ)に面する位置にあり、南は大分県境に程近い地域である。その中ほどに位置する四郎丸地区は、東側の「前の谷(たに)」、西側の「迫(さこ)の谷(後の谷とも)」の二地域から成っており、さらに「前の谷」は荻田(おぎた)、高野(たかの)、中組(なかぐみ)、広山(ひろやま)、「迫の谷」は杉ヶ谷(すぎたに)、迫(さこ)、西船入(にしせんにゅう)、東船入(ひがしせんにゅう)の各四地区から構成されている。大富神社は前の谷に位置する元県社で、感応楽は四郎丸地区の氏子である青壮年の男性によって担われているが、芸能を構成する楽人たちは「…

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