藍縁弦朝顔ガラス盃  あいぶちつるあさがおがらすはい

ガラス / 江戸 

製作者不詳/日本製
江戸時代、文化2年/1805年
鉛ガラス
長11.4 口6.2 比重4.04 
1
びいどろ史料庫コレクション


来歴:2009びいどろ史料庫→2011神戸市立博物館

参考文献:
・神戸市立博物館『開館30年プレ企画 受贈記念速報展 和ガラスの神髄―びいどろ史料庫名品選図録』(2011)
棚橋淳二「江戸明治時代のガラス雑報雑攷(5)」(日本ガラス工芸学会『GLASS』No.56、2012)

収納箱に「牽牛花形水晶杯」と書付のある盃。酒を注がれると飲み干すまで床に置けない「可盃」の一種です。杯部分は、黄色味を帯びたガラス生地に藍色ガラスを巻き付けて口縁に色を置き、襞を設けて花弁状に仕上げたと考えられます。渦巻状の管部分は、右巻きで3回捩じられています。そこから上部に吸い込み口が伸びていたと考えられますが、本器は途中で折れています。『長崎聞見録』(寛政12年[1800])には「弦朝顔の盃」が挿図入りで紹介され、「酒和らぎて飲よき物也、長崎硝子細工屋にあり」と解説が添えられています。

【びいどろ・ぎやまん・ガラス】

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