桃林に牛
とうりん うし
概要
桃に牛を取り合わせる主題は、中国・周の武王が殷(いん)を滅ぼした後、戦争に用いた馬を帰し、牛を桃林に放つことで二度と戦争をしないことを示した「帰馬放牛(きばほうぎゅう)」の故事に由来します。桃の花と静かに戯れる牛の後ろ姿に、穏やかな初春の空気を感じます。賛は「野艸和烟臥 桃林帯雨帰」。
とうりん うし
桃に牛を取り合わせる主題は、中国・周の武王が殷(いん)を滅ぼした後、戦争に用いた馬を帰し、牛を桃林に放つことで二度と戦争をしないことを示した「帰馬放牛(きばほうぎゅう)」の故事に由来します。桃の花と静かに戯れる牛の後ろ姿に、穏やかな初春の空気を感じます。賛は「野艸和烟臥 桃林帯雨帰」。
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