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桃林放牛図

トウリンホウギュウズ

概要

桃林放牛図

トウリンホウギュウズ

絵画

縦:128.6cm 横:27.2cm

1幅

 桃林に遊ぶ牛を描く図様は、周の武王が殷の紂王を討伐したのち、軍用の馬を華山の南方に帰し、桃林に牛を放って再び戦をしないことを天下に示したという『書経』武成編の故事に基づくものだろう。  長州に生まれた小田海僊(一七八五~一八六二)ははじめ京で呉春に四条派の画風を学び、のちに南画に転じた。本作も南画の描法によっており、世の太平を謳歌するかのような牛ののどかな表情が楽しい。

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キーワード

画風 / / 南画 /

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