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金銅六器

こんどうろっき

概要

金銅六器

こんどうろっき

金工 / 鎌倉

鎌倉時代・13世紀

銅製 鋳造 鍍金

総高6.1 鋺高3.8 鋺口径7.5 鋺底径3.5 皿高2.8 皿径7.8 

1口

六器は、台付の皿に小振りな鋺【わん】を乗せたもので、6個を一組で用います。密教【みっきょう】の祈祷【きとう】に用いる修法壇【しゅほうだん】に供える閼伽【あか】(浄水)、塗香【ずこう】、華鬘【けまん】を盛る器で、火舎【かしゃ】香炉の左右に3個ずつ置きます。文様【もんよう】のないものが通例ですが、蓮弁を表すものは特に「慈覚大師【じかくだいし】(円仁)請来形【しょうらいぎょう】」と呼ばれます。

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