火縄銃 三匁五分筒 ひなわじゅう さんもんめ ごぶ づつ

工芸  金工 / 江戸 / 日本 

野田清堯作
のだきよたか
江戸/慶長16年(1611)
長146.0
一挺
徳川家康所用

 銃口より火薬と弾薬を入れ、火縄による点火によって弾丸が飛び出す形式の銃である。作者の野田善四郎清堯は三河出身で徳川家康・秀忠お抱えの鉄砲鍛冶であり、後になって刀鍛冶に転向し繁慶と改名した。播磨産の宍粟鉄を材料に三重に重ねて鍛えた筒を作り、筒元に葵紋の金象嵌が施されている。筒に「完粟鋳鍛三重張 慶長十六年十月吉日 日本清堯(花押)」の銘がある。樫の銃床にも「御台屋 小田新助□」の銘がある。駿府御分物として初代義直に伝えられた。

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