ティンダバナ てぃんだばな

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その他 / 沖縄 

沖縄県
沖縄県八重山郡与那国町
指定年月日:20141006
管理団体名:
史跡名勝天然記念物

我が国最西端の与那国(よなぐに)島(じま)のほぼ中央に位置するティンダバナは,断層(だんそう)崖(がい)が交叉して形成された突端部の地名で,与那国島に固有の伝承・儀礼に彩られた岩石・洞穴などから成る風致景観である。頂部の標高は85m,垂直に切り立った琉球石灰岩層の厚さは約20mにも及ぶ。下層の緻密な八重山(やえやま)層群と上層の多孔質の琉球石灰岩との間から湧き出る豊かな地下水が,八重山層群を浸食して随所に凹地形(ノッチ)を形成し,その天井部には八重山層群が脱水(だっすい)固結(こけつ)して形成された直径1m以上もの巨大な岩塊も見られる。
ティンダバナには,15世紀末期に与那国島を統治したとされる女傑サンアイ・イソバの居住地であったとの伝承があるほか,イヌガンと呼ぶ凹地形には,久米島から那覇の首里王府へと向かった貢納船が無人島であった与那国島に漂着し,乗船者のうち生き残った1人の女性と同乗の1匹の雄犬が棲んでいたとの犬(けん)祖(そ)伝説(でんせつ)も伝わる。
古来,清浄で豊富な湧水を生む岩壁とその周辺は島民の重要な儀礼の場となってきた。その独特の風致景観は与那国島の精神文化を語る上で重要な意義を持ち,観賞上の価値及び学術上の価値が高い。

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