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入澤達吉関係資料(日記類)

いりさわたつきちかんけいしりょう(にいきるい)

概要

入澤達吉関係資料(日記類)

いりさわたつきちかんけいしりょう(にいきるい)

その他 / 明治 / 大正 / 昭和以降 / 関東 / 東京都

入澤達吉

東京都

明治中期から昭和初期

日記帳 洋紙ノート 和紙綴り本

別紙目録を参照

47点

東京都杉並区大宮1‐20‐8

杉並区指定
指定年月日:20200210

有形文化財(美術工芸品)

東京帝国大学医学部の教授にして、大正天皇の侍医頭でもあった入澤達吉に関する資料群のうち、達吉の日記類である。入澤家は、越後国新発田藩領の上層農民の家であった。達吉は慶応元(1865)年、医者の父・恭平と母の間に生れた。早くに父を亡くし、叔父・池田謙斎に促されて上京し、東京帝国大学医科大学のE.ベルツの元で内科学を修める。ドイツ留学を経て、同医科大学に奉職し近代医学の普及に努めた。大正13(1924)年には侍医頭となり、医者としての名声も得る。医学以外にもドイツや中国との文化交流にも力を注ぎ、政府の外交政策に協力することもあった。昭和13(1938)年、病気のため死去する。欠落する年代もあるが、おおよそ達吉の生涯を網羅する自己記録であり、明治中期から昭和初期にかけての、政治や文化状況を窺い知ることのできる資料である。

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キーワード

大学 / 東京 / 杉並 / 資料

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