角川源義所蔵美術資料
かどかわげんよししょぞうびじゅつしりょう
概要
角川源義所蔵美術資料
かどかわげんよししょぞうびじゅつしりょう
岸田劉生 梅原龍三郎 武者小路実篤 棟方志功 岡本太郎 ほか
東京都
昭和前期から平成前期
油彩画 水彩画 木版画 ブロンズ像 ほか
別紙目録を参照
26点
東京都杉並区大宮1‐20‐8
杉並区登録
指定年月日:20200210
杉並区教育委員会
有形文化財(美術工芸品)
角川源義は大正6(1917)年、富山県で生まれた。中学時代から俳句に親しみ、國學院大學時代には折口信夫や柳田國男らに師事し、終戦直後の昭和20(1945)年11月、角川書店を創業した。出版人として戦後の文庫本、文学全集ブームを起こす一方で、日本詩歌の興隆に力を注ぎ、自らも句作に励んだ。本資料は、角川源義の杉並の自宅に所蔵されていた美術資料26点で、角川は昭和35(1955)年より昭和50(1975)年に亡くなるまで同邸宅に居住した。本資料は邸宅と共に平成18(2006)年に杉並区に寄贈された。
本資料は、武者小路実篤や岸田劉生など文学と接点を持つ作者の作品で構成され、直接間接を問わず角川源義との人的交流を介し蒐集されたものと考えられる。