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朝倉景紀五輪塔地輪

あさくらかげただごりんとうちりん

概要

朝倉景紀五輪塔地輪

あさくらかげただごりんとうちりん

石器・石製品類 / 安土・桃山 / 中部

不明

元亀3年(1572)5月1日/1572

笏谷石(緑色凝灰岩)製の五輪塔の地輪である。底面は半球状に大きく抉られており、重量の軽減のため、もしくは遺愛品の一部を納めるための役割があったと考えられる。

縦・横・高さ:いずれも1尺2寸5分(37.5㎝)

1個

鯖江市指定
指定年月日:20170331

有形文化財(美術工芸品)

元敦賀郡司朝倉景紀は朝倉氏3代貞景の4男で4代孝景の弟。敦賀郡司朝倉宗滴の養嗣となり、郡司職を継承した。景紀は宗滴とともに加賀一向一揆勢討伐や若狭侵攻の大将として活躍し、他方で和歌・連歌・絵画・茶の湯なども嗜み、文武両道に秀でた人物であった。
郡司職を長男景垙に譲った後は、自領である川島庄(鯖江市川島町)の応請山蓮華寺(現、浄願寺の前身)の奥坊光厳寺(現、専立寺の前身)に幽棲し、元亀3年5月1日に没した(院号法名 金剛院殿大機伊冊居士)。

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