諫早家歴代肖像画
いさはやけれきだいしょうぞうが
概要
昭和55年度に報告された長崎県教育委員会編『諫早・大村・北高来郡の文化財』(書籍・転籍/古文書・絵画:文化庁主任調査官の山本新吉・湯山賢一氏の名がある。)の中では、次のように紹介されている。
「諫早氏の菩提寺である天祐寺にはその歴代藩主及び夫人画像がまとまって存している。短時間に披見したのは、6代茂元(写)、12代茂孫、13代茂喬、同室、15代武春像等で、その中、茂圖像は自画自賛であった。上下を着し、背後に冑及び鎧櫃、右手に文机を置いた坐像で、「文道全則 武威是備 文化七年十一月吉日 諫早茂圖自画賛」の賛を加えている。各幅共保存状態が必ずしも良好でないのが惜しまれる。」