初期の国産汎用モータ
しょきのこくさんはんようもーた
概要
1910年頃からモータの国産化が始まり、価格が下がると工場電化が急速に進みます。日本全体では1917年に、紡織工業では1918年に、モータの馬力数が蒸気機関の馬力数をこえました。電化の初期、織物工場では一般の汎用モータでメインシャフトをまわし、メインシャフトのプーリにかけたベルトで数台の織機を同時に駆動していました。
展示機は、1932年の明電舎製ですが、同社の1910年製のものと同型で、出力は2馬力です。
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トヨタ産業技術記念館