福岡領境の境石群 ふくおかりょうさかいのさかいいしぐん

その他 / 九州 

福岡県
福岡領の西側の領境には、82本の境石が現存している。うち30本は「三領境境石群」として指定されているが、今回は52本を追加指定し、名称を改めるものである。
福岡県糸島市神在・多久・東・三坂・雷山・飯原
糸島市指定
指定年月日:20150324
記念物

幕藩体制下における現在の糸島市域は、東半部が終始、福岡領であったのに対し、西半部には幕府領や唐津領、中津領、対馬領が存在し、福岡領と境を接する地域の領主も、寺澤家→幕府→大久保家→幕府→幕府・奥平家と遷り変わった。福岡藩は唐津藩や幕府(天草代官所)などとその境界の確認作業を行い、それを現地に明示するものとして境石が建てられた。また天保年間以降は幕府領の庄屋(加布里村哲次郎・東村文助)が積極的にその調整役を担い、福岡領と幕府領、福岡領と中津領との境界確認作業を行い、現地に境木又は境石により境界を明示し、さらにこれらが滅失した場合の復元を企図して、当時の測量技術を駆使して詳細な絵図面を作成した。これらの境石の一部も、今なお現地に残されている。これらは、寛文元(1661)年~天保13年(1842)にかけて建てられたものであり、その経緯や規模に違いはあるものの、全て福岡領との境を明示するものであることが共通する。

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