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薩摩街道筑後国境石(乙隈境石)

さつまかいどうちくごこっきょうせき(おとぐまさかいいし)

概要

薩摩街道筑後国境石(乙隈境石)

さつまかいどうちくごこっきょうせき(おとぐまさかいいし)

住居建築 / 江戸 / 九州 / 福岡県

福岡県

江戸時代/化政期~天保期

3段の石積基壇があり、その上にある礎石の中心を穿って石製棹石が立つ。正面に「従是南筑後国」銘が掘られる。北側に隣接して筑前側国境石(筑紫野市馬市所在)が立つ。

基壇上面の内側に2.2m×2.05mの廻縁石がある。礎石:径1.1~1.4mの隅丸方形、厚さ40cm、重量1.38t。棹石49cm×49cm×3.1m、重量2.7t。

1基

福岡県小郡市乙隈字境石325番地1、同325番地2

小郡市指定
指定年月日:20141021

小郡市

有形文化財(建造物)

筑前・筑後国境を示すため、久留米藩によって立てられた国境石である。現存する前身国境石よりもかなり大きく、考古学的調査により、筑前側国境石よりも新しいことが分かっている。文献調査から文化・文政期~天保期のものと推定される。

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