美作国分寺跡 みまさかこくぶんじあと

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社寺跡又は旧境内 / 中国・四国 

岡山県
津山市国分寺
指定年月日:20040227
管理団体名:
史跡名勝天然記念物

美作国分寺跡は、岡山県東北部、吉井川近くの台地上に所在する古代寺院である。遺跡地には現国分寺があり、伝承や周辺の礎石、古瓦の散布状況から、この地に国分寺跡が存在することが想定されていた。こうした状況を受け、昭和51年度から54年度にかけて、美作国分寺跡の内容確認と保存を目的に津山市教育委員会が発掘調査を行った。その結果、南から南門、中門、金堂、講堂が一直線に並び、中門と金堂を回廊で連結し、その東南に塔が位置するという、典型的な国分寺式の伽藍配置をとることが明らかとなった。また、講堂北方には別の礎石建物があること、寺域はほぼ2町四方であることも判明した。その後、平成12年度には塔跡の確認調査を行っている。
 金堂は寺域のほぼ中心に位置し、基壇は東西37.3m、南北22.4mに復元される。礎石は遺存していなかったが、抜取穴を1箇所で確認した。基壇周囲には幅1.3mの玉石敷きの犬走りがあり、その外周に幅75cm、深さ15cmの玉石組の雨落溝が巡る。講堂は東西29.7m、南北19mの基壇で、外装には磚を立て並べる。西辺で、落とし込まれた礎石を1個検出している。中門は桁行5間、梁行2間と推定され、玉石積みの基壇外装が認められるが、これは改修時のものと思われる。
 回廊は基壇幅が8.3mと復元でき、玉石積みの基壇外装をもつ。礎石痕跡は確認できなかったが、基壇幅から複廊であったと考えられる。回廊全体の規模は、心心で南北57.7m、東西90.4mとなる。塔は、基壇規模が一辺18.4mと推定される。礎石に関わる施設は削平されていたが、基壇周囲に幅1.8mから2m…

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