ハクキンカイロ

権利者:高岡市立博物館蔵

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民俗 

〔製造元〕ハクキンカイロ株式会社
大正12年~昭和期
金属
奥行10.1cm×幅6.7cm×厚さ1.5cm
1
富山県高岡市古城1-5
資料番号 2-01-03-51

 懐に入れて腹や腰などを温める携帯用の懐炉(保温器)。大正12年(1923)ハクキンカイロ(株)より発売開始。発熱の仕組みは、気化したベンジンが白金(プラチナ)の触媒作用で、徐々に酸化発熱するというもの。
 箱正面には「ハクキンカイロ/点火芯付/A/HAKKIN WARMERS CO, LTD」とある。箱上部には「白金/TRADE MARK」とある。箱側面には「PLATINUM POCKET WARMER/A」とある。箱下部には「保温24時間/ハクキンカイロ/点火芯付/A」とある。箱裏側には特長と「ハクキンカイロ株式会社」と書かれている。
 ビニールの専用袋には「カイロの王様/ハクキンカイロ/保温24時間/ハクキンカイロ株式会社」とある。赤い巾着袋も付属している。
 資料状態は点火芯付きの未使用品で、良好である。

【懐炉(かいろ)】
懐中に入れて、腹や腰などを温める携帯用の保温器。器の中に懐炉灰とよぶ燃料を入れて火を着ける。古くは焼石などを用いた温石(おんじゃく)を利用していたが、元禄(1688~1704)頃に発明されたという。金属製の小型の箱に入れる懐炉灰は、イヌタテやナスのヘタや桐材などを黒焼にしたものであったが、後にヨモギ・ゴマ・麻殻・藁などを焼いて固め、紙袋に詰めたものが用いられるようになる。昭和10年頃に灰の代わりに揮発油を燃料とする白金懐炉が使用されるようになった。
<参考文献> 日本民具学会『日本民具辞典』ぎょうせい,1997

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