柿釉金銀彩牡丹文碗
かきゆうきんぎんさいぼたんもんわん
概要
深い褐色の柿釉の上に、二輪の花をつけた牡丹を金彩であらわし、口縁に帯状に銀彩を施しています。「金花の定碗」の中でも、金箔文様が最もよく残存している例で、当初の華麗な趣を伝えています。中国陝西省北部の楡林で出土したと伝えられています。
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