花鳥螺鈿合子 かちょうらでんごうす

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漆工 /  / 中国 

制作地:中国
明時代・15世紀
木製漆塗
径38.8 高9.9
1合

黒い漆を塗った器の表面に、薄く切った貝殻を組み合わせて文様を表わす工芸技法を螺鈿(らでん)といいます。中国では、まるで白く輝く絵画のような文様を表わす螺鈿が盛んに作られました。
この作品は明時代15世紀に作られた螺鈿の合子(ごうす)です。合子とは、蓋(ふた)のついた容器のことです。蓋の中央には、花咲く岩場で二羽のヒヨドリが鳴きかわすようすが表わされ、その周囲を幾何学文様や花文様がとり囲んでいます。
ヒヨドリの胴体をよく見ると、その螺鈿は、細く切った貝を丁寧に並べるという細やかな工夫がされています。ヒヨドリは頭が白っぽいので白頭鳥(はくとうちょう)ともいい、年老いた夫婦にたとえられます。すなわち、このデザインには、夫婦が末永く豊かに暮らすという意味が込められています。とすれば、結婚の調度品として用いられたものかもしれません。

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