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星をみる女性

作品概要

星をみる女性

日本画

太田聴雨  (1896-1958)

オオタ、チョオウ

昭和11年/1936

彩色・紙本・額・1面

273.0×206.0

左上に印章

改組帝展 東京府美術館 1936

43
太田聴雨(おおたちょうう)(1896−1958)
OTA,Chou
星をみる女性
Women Observing Stars
1936(昭和11)年
絹本彩色・額装 273.0×206.0㎝
改組帝展

ここで女性たちがのぞいているのは、上野にある国立科学博物館の20㎝屈折望遠鏡である。当時から科学博物館では日を決めてこの大望遠鏡を一般公開しており、聴雨はその情景に想を得たのだろう。作家野尻抱影(のじりほうえい)などの活動で天体観測への興味が日本でも一般化するのは、大正末年ごろからのこと。科学に興味を示すモダンな感性を持つこれらの女性たちは、しかし一方で、どこか密やかに天上に集う天女の群れのようなおもむきをも宿している。彼女たちの字宙へのまなざしに、「悠久なるもの」への思慕を託したという作者の言もうなずかれるだろう。

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キーワード

望遠鏡 / 女性 / 観測 / 天体

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