和漢朗詠色紙貼交屏風
ワカンロウエイシキシハリマゼビョウブ
概要
柳と桜、桧と藤を描いた一双の屏風に、詩歌を書写した色とりどりの色紙七十二枚を貼付したもの。詩はすべて『和漢朗詠集』のもので、右隻に「四季」、左隻に「雑」の部を単調な印象を抱かせないよう、趣向を凝らして配列する。これらを書写したのは、能書で知られた青蓮院の尊朝親王(一五五二~九七)と考えられる。屏風という大画面で、書と絵を融合させたところに「桃山」とよばれる新たな時代の到来を感じる。
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柳と桜、桧と藤を描いた一双の屏風に、詩歌を書写した色とりどりの色紙七十二枚を貼付したもの。詩はすべて『和漢朗詠集』のもので、右隻に「四季」、左隻に「雑」の部を単調な印象を抱かせないよう、趣向を凝らして配列する。これらを書写したのは、能書で知られた青蓮院の尊朝親王(一五五二~九七)と考えられる。屏風という大画面で、書と絵を融合させたところに「桃山」とよばれる新たな時代の到来を感じる。
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