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侍従定静紀行御日記

じじゅうさだきよきこうおんにっき

概要

侍従定静紀行御日記

じじゅうさだきよきこうおんにっき

歴史資料/書跡・典籍/古文書 / 文書・書籍 / 江戸

江戸時代/1856

25.1×17.5cm

1冊

明和8(1771)年10月19日から11月14日にかけて、松山藩主松平定静が参勤交代による国元への帰国時に記した道中日記の写し。
10月19日に江戸出立、東海道を下り、11月2日に大坂に到着。冬で海が荒れやすいことが考慮され、大坂からの船出を避けて陸路を進み、11月5日に播磨室津から船に乗って13日に三津に到着、翌日松山に入っている。雅文による紀行文には、東海道・瀬戸内海の歌枕において詠んだ和歌42首が挿入されている。定静は和歌を京都の公家冷泉為村・為安に学んでおり、その高い教養がうかがえる。
本文の後にある記載により、天保14年の写本を安政3(1856)年にさらに写したものが本書であることがわかる。

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キーワード

日記 / 道中 / 和歌 / 本文

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