冬枯の道

油彩画 

椿貞雄 (1896-1957)
ツバキ、サダオ
大正5年/1916
油彩・キャンバス・額・1面
36.3×44.0
左下に署名、年記
2回草土社展 東京、玉木美術店 1916

52
椿貞雄(1896−1957)
TSUBAKI,Sadao

冬枯の道
Winter Road
1916年
油彩・キャンバス
36.3×44.Ocm
第2回章土社展(東京,玉木美術店)

山形県の生まれ。1914年上京,京橋の田中屋で開かれた岸田劉生の個展を見て感動し,翌年自作を持って訪問,以後劉生自身や武者小路実篤らと交わり,強く影響を受けていく。15年第15回巽画会に≪自画像≫など4点を出品,また草土社には16年の第2回展から同人として出品した。翌年第4回二科展に出品,22年春陽会の設立に劉生らと共に参加。27年には大調和美術展に参加するため退会し,またこのころ千葉県船橋市の小学校図画教員となる。29年には国画会会員となった。32年渡欧,ルーベンス,レンブラントなどに感銘を受け,以後は劉生を意識することからはなれて,明るく自由な画風へと移行した。
「冬の日のあたった固い道,内から押し上って来る土壌の量の力,路傍の石ころの一つ一つ……」(「草土社時代の岸田氏」,『アトリヱ』1930年5月号)。これは劉生作品を評した椿の言葉であるが,その同じ言葉が,劉生とともによく代々木や目黒のスケッチに通ったという椿自身のこの作品の興味のありかをも,なんとも適確に語っている。


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