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木造降三世軍荼利明王立像

もくぞうごうざんぜぐんだりみょうおうりゅうぞう

概要

木造降三世軍荼利明王立像

もくぞうごうざんぜぐんだりみょうおうりゅうぞう

木像 / 平安 / 近畿

平安時代

2躯

重文指定年月日:20160817
国宝指定年月日:
登録年月日:

尊延寺

国宝・重要文化財(美術品)

五大明王の2躯が残ったとみられる。両者作風が異なるが、大きさや細部の特徴的な形式が一致し、本来の一具とみてよい。降三世明王は鎬を立てた彫り古様をとどめるが、総じておとなしい作風で、製作は11世紀前半に置かれる。軍荼利明王はすぐれた出来映えから当代一流仏師の作とみられ、左足を蹴上げる特徴的な図像も注目される。著衣に当初の彩色文様が残存し、脇手も過半が当初のものであるのは貴重。

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