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筆筒

ひっとう

概要

筆筒

ひっとう

陶磁 / 朝鮮半島

制作地:朝鮮

朝鮮時代・18世紀

磁製

高14.3 口径12.9 底径9.2

1口

【東洋館用】朝鮮時代の支配階層である両(ヤン)班(バン)の男性は、舎(サ)廊(ラン)房(バン)とよばれる書斎を生活および社交の場とし、清雅かつ簡素な文房具や調度で身の回りを飾りました。筆を挿しておく筆筒は、机上に置かれる文房具として、水滴とならんで重視されました。(20081202_t102) 【本館用】乳白色をおびた素地に、控えめな筆づかいで草花文が描かれている。楚々としたその作風は、わが国では「秋草手」の名で親しまれている。抒情性豊かな秋草手は、朝鮮の青花磁器のなかでも、独特の感性が最も率直にあらわれたものといえる。(作成: 今井敦2008-04-30)

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キーワード

朝鮮 / Joseon / バン / 水滴

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