トローリング用擬餌釣針
トローリングようぎじつりばり
概要
トローリング用擬餌釣針
トローリングようぎじつりばり
出土地:ミクロネシア、マーシャル諸島
19世紀後半
骨(単式釣針)、貝(トローリングルアー)、紐
単式釣針:40(高)×36(幅)×9(厚)、トローリングルアー:72(軸長)×20(軸幅)×45(ポイント長)
1組
縄に装着された2本の釣針のうち、上が疑似餌で、下が骨製の単式釣針である。前者は貝殻を加工して作ったもので、帆走するカヌーから垂らすと、光を反射してまるで小魚が泳いでいるようにみえる。これに大型魚が喰らいついたら、縄を手繰りよせて釣り上げる。