〔河州丹北郡三宅村絵図〕
〔かしゅうたんぼくぐんみやけむらえず〕
概要
〔河州丹北郡三宅村絵図〕
〔かしゅうたんぼくぐんみやけむらえず〕
松原市、河内国丹北郡三宅村、河内国丹北郡東阿保村・西阿保村
享保5年/1720
紙本彩色・絵図
縦175.4cm×横202.6cm
1枚
大阪府松原市
まつばらいろはかるた関連文化財:k41-三宅木綿 夜なべ糸つむ 機を織る
個人
未指定
河内国丹北郡の三宅村と東阿保村・西阿保村による海泉池をめぐる相論にともない享保5年(1720)12月に作成された相絵図の控え。松原村上田や西大塚村から三宅村までに存在するため池や水路といった水利施設が詳細に描かれている。江戸時代の阿保村と三宅村の灌漑の様子を知るうえで参考となる資料であるが、街道や神社も描かれていることから中高野街道(摂州大坂海道・高野山街道)や長尾街道(泉州堺街道・大和街道)の様子を知るうえでも参考となる。 裏書には、相論の場所を吟味し絵図に間違いがないため各村の庄屋と年寄が署名押印し差し出したことが記されており、その左には絵師として人見長右衛門の名が記さている。
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