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出雲日御碕灯台

いずもひのみさきとうだい

概要

出雲日御碕灯台

いずもひのみさきとうだい

明治 / 中国・四国 / 島根県

島根県

明治/1903年

金属製、石造及び煉瓦造、建築面積97.46 ㎡

1基

島根県出雲市大社町日御碕字秘台原山1478番

重文指定年月日:20220209
国宝指定年月日:

国(海上保安庁)

重要文化財

島根半島の西端、日御碕に位置する。明治後期になって灯台建設が進捗した日本海沿岸に、明治36年に建設された洋式灯台で、高さ44mと、当時最も高い塔高を誇った。ブラントンが考案した二重円筒(にじゅうえんとう)構造を外側は石造、内側はレンガ造に応用するなど、洋式灯台技術の定着をしめす。設計は石橋絢彦(いしばしあやひこ)(逓信省(ていしんしょう)航路標識管理所)で、日本人技師が手掛けた石造灯台の到達点として評価される。美保関灯台とあわせ、山陰地方の航路の安全・発展に寄与した。

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