花卉図
カキズ
作品概要
凌文淵は、字を直支といい、江蘇泰県の人。清末の両江優級師範の出身。中華民国成立後、臨時参議院議員、財政部次長を歴任。70歳で卒。書画を善くし、花卉を最も得意としたが、その奔放な筆致は、明の陳淳(ちんじゅん)・徐渭(じょい)に比較される。斉白石(せいはくせき)の北京時代の友人のひとりで、花卉図は、呉昌碩(ごしょうせき)に類するが、彩色はより華やかである。単純化された描法は、白石への影響という点でも見逃せない。
カキズ
凌文淵は、字を直支といい、江蘇泰県の人。清末の両江優級師範の出身。中華民国成立後、臨時参議院議員、財政部次長を歴任。70歳で卒。書画を善くし、花卉を最も得意としたが、その奔放な筆致は、明の陳淳(ちんじゅん)・徐渭(じょい)に比較される。斉白石(せいはくせき)の北京時代の友人のひとりで、花卉図は、呉昌碩(ごしょうせき)に類するが、彩色はより華やかである。単純化された描法は、白石への影響という点でも見逃せない。
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