金銀鍍宝相華文経筒
キンギントホウソウゲモンキョウヅツ
概要
魚々子地に宝相華文を蹴彫りし、鍍金に一部鍍銀も重ねた大小四枚の銅板を組み合わせる。うち一枚だけ彫金作風が異なり、底に和鏡(十二世紀中ごろ)を嵌めて経筒とした際に加えたらしい。残る三枚の板は、大ぶりで躍動的な宝相華の図様からみて、十二世紀前半以前の金工品からの転用とみていい。
キンギントホウソウゲモンキョウヅツ
魚々子地に宝相華文を蹴彫りし、鍍金に一部鍍銀も重ねた大小四枚の銅板を組み合わせる。うち一枚だけ彫金作風が異なり、底に和鏡(十二世紀中ごろ)を嵌めて経筒とした際に加えたらしい。残る三枚の板は、大ぶりで躍動的な宝相華の図様からみて、十二世紀前半以前の金工品からの転用とみていい。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs