革製宝相華文様金具形残欠
カワセイホウソウゲモンヨウカナグガタザンケツ
概要
鞣革(なめしがわ)を飾り金具の形に切り抜き、表面に漆を塗って金箔を押し、金工と同じような蹴り彫りで宝相華文様を表した装飾品。京都府木津川市にある浄瑠璃寺の吉祥天立像(重要文化財)に、本品と同様の革製金具形残欠が八枚附属する。かつてこの秘仏は美しい板絵で飾られた厨子に納められていた。厨子は、明治時代の廃仏毀釈の折に流出し、現在は東京藝術大学が所蔵し、そちらにも革の留具の一部が附属する。それらに酷似する本品は、恐らく一連をなすもので、鎌倉時代初期の珍品である。
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