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摹王蒙山水図軸

もおうもうさんすいずじく

概要

摹王蒙山水図軸

もおうもうさんすいずじく

絵画 / / 中国

馮仙湜筆

制作地:中国

清時代・雍正5年(1727)

絹本墨画淡彩

191.0×47.4

1幅

銘文:丁未初冬 王叔明筆意 湜 ; 馮 ; 湜

・中国的解説
馮仙湜(ふうせんてい)は清代の画家で、字は沚、号は過登、耶溪墨俠といい、紹興(浙江)の人。山水、花鳥をたくみにし、山水は藍瑛に学んだといいます。雍正、乾隆初期(1736~95)頃に活躍しました。本図は元末四大家の一人・王蒙(おうもう)に倣う作品です。
・日本的解説
市川米庵(いちかわべいあん)の旧蔵品。馮仙湜が倣ったのは王蒙(おうもう)「青卞隠居図(せいべんいんきょず)」(上海博物館)のような作品でしょう。元末四大家は中国では強固な正統性を主張してきましたが、日本人がその実際の画風に触れることが出来たのは、大正年間以降でした。

(130514_h21・22特集陳列)

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キーワード

/ 蒙る / うもう / 山水

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