長板中形
ながいたちゅうがた
概要
長板中形は型紙を使った日本の伝統的な染色法の一つ。特に反物の両面に糊を置いて藍に浸染し、表裏同じに文様を染め表すことを特色とする。「長板中形」の名称は、三間余りの長い板に白生地を張って糊置き(型付ともいう)することと、文様が小紋より大きく大紋より小さいことに由来する。特に江戸時代には庶民層の木綿の浴衣染に用いられた。
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