帷子 白麻地網目と注連縄に海老文様
カタビラ シロアサジアミメトシメナワニエビモンヨウ
概要
帷子 白麻地網目と注連縄に海老文様
カタビラ シロアサジアミメトシメナワニエビモンヨウ
江戸時代・18世紀~19世紀
丈168.7cm:裄62.5cm
1領
武家女性が夏の正装に着た帷子。風景文様の御所解とは異なる散らし文様で、注連縄に海老と網目が五の目に配される。正月を連想する意匠だが、夏の料にこうした冬の景物をとりあげることは、江戸時代にはしばしばおこなわれた。吉祥を意図するとともに、涼を呼ぼうという趣向であろう。