単衣 鉄藍絽地冬田に落雁文様
ヒトエ テツアイロジフユダニラクガンモンヨウ
概要
現代の感覚では意外かもしれないが、江戸時代の夏のきものには、涼を呼ぶためだろうか、晩秋や冬の意匠がしばしば見られる。この一領も、そのひとつ。藍鉄色と呼ばれる暗い青緑色の地色に、稲穂を刈り取った後の冬田に舞い降りる雁の一群を、白上げと刺繡であらわしている。
ヒトエ テツアイロジフユダニラクガンモンヨウ
現代の感覚では意外かもしれないが、江戸時代の夏のきものには、涼を呼ぶためだろうか、晩秋や冬の意匠がしばしば見られる。この一領も、そのひとつ。藍鉄色と呼ばれる暗い青緑色の地色に、稲穂を刈り取った後の冬田に舞い降りる雁の一群を、白上げと刺繡であらわしている。
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