沈める寺 ドビュッシー作曲前奏曲集1のイメージより
概要
伊砂利彦(1924-)
沈める寺 ドビュッシー作曲前奏曲集1のイメージより
ISA, Toshihiko
Impression of "La cathedrale engloutie" in Debussy's Preludes 1
1981(昭和56)年 紙、型染
146.0×90.0
作者はドビュッシーの前奏曲から得たイメージで、いくつも作品を制作しています。西洋音楽は古典派から描写音楽へ、そして印象派へと移り変わり、ドビュッシーやサティなどの作曲家が出てくるのですが、作者のやっていることは、印象派の音楽の印象を描写的に受け止めるという、逆をやっているところにおもしろいところがあります。右上の鋭角のジグザグ線など、まさに曲に出てくるピアノの響きそのものではないでしようか。