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門(名主の家)

概要

門(名主の家)

日本画

速水御舟  (1894-1935)

ハヤミ、ギョシュウ

大正13年/1924

彩色・紙本・軸・1

33.2×31.3

左中央に落款、印章、年記、書込み

11回再興院展(「門」) 竹之台陳列館 1924

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速水御舟(1894−1935)
HAYAMI,Gyosyu
門(名主の家)
Gate (Residence of the Village Head)
1924(大正13)年
紙本彩色・軸装 33.2×31.3㎝
第11回院展

本図の向って左端中央に、御舟は「大正十三年末夏之季 於片山之村荘 御舟画」、と記す。片山之村荘は、片山村(現在の埼玉県新座市)の大塚本家。同家に画室を構え、同地周辺の風俗や風景を描いたうちの一作が、本図。画面いっぱいの門の奥に家を描いている。この時期、御舟は、黄土に凝り、自ら黄土中毒を患ったと言う。本図も、その傾向が、顕著だ。細密画を得意とした御舟らしからぬ茫洋たる作品でもある点が、特徴。御舟は、1894年、東京出身。本姓名は、蒔田栄一。継いだ母方の姓が速水。1935年、チフスを患い、東京で没。

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キーワード

御舟 / 速水 / / HAYAMI

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