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アイロンのある静物

作品概要

アイロンのある静物

油彩画

金山康喜  (1926-1959)

カナヤマ、ヤスキ

昭和27年/1952

油彩・キャンバス・額・1面

80.5×100.0

右下に署名

サロン・ドートンヌ パリ 1952

3
金山康喜(1926−1959)
KANAYAMA,Yasuki

アイロンのある静物
Still Life with Irons
1952年
油彩・キャンバス
80.5×100.Ocm
東京国立近代美術館(丸山正武氏寄贈)

1926年,大阪に生まれ,両親の出生地である富山で育つ。東京大学で経済を学ぶかたわら猪熊弦一郎に師事。51年渡仏しサロン・ドートンヌなどに出品。33歳で夭折するまで独特の抒情性をたたえた静物や室内を描いた。この作品に描かれた室内も,オレンジ色にたそがれた窓の外を除いて,暗鬱なブルーで支配されている。画面に人間は描かれていないが,その不在こそが,画家のパリでの孤独で貧しい生活のリアリティを感じさせよう。シャツやアイロン,ビン,ハサミ,帽子,そして裸電球を描き出す線は一見ぎこちないが,画家が「一晩かかって,やっと線一本引けました」と告白しているように,緊張感をはらみながら,この絵の抒情性を支えている。(S.0.)


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キーワード

画家 / パリ / 描く / 静物

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