小尉
こじょう
概要
「小尉」の面は、元来神が姿を変えて人間界に現れた時の仮の相貌であるため、美しく清らかで侵し難い気品が必要とされる。全体にかっちりとして端正な印象を与えている。面裏には、「天下一友閑」の焼印を捺してその窪みに緑青を差す。
「古/小尉/上品」と墨書のある付札が附属する。「紅地麻葉繋花車模様縫箔」(国立能楽堂蔵)とともに伝わったとされ、土佐藩主山内家から明治維新後に高知城下屈指の豪商・川崎家へと伝来していた可能性がある。
こじょう
「小尉」の面は、元来神が姿を変えて人間界に現れた時の仮の相貌であるため、美しく清らかで侵し難い気品が必要とされる。全体にかっちりとして端正な印象を与えている。面裏には、「天下一友閑」の焼印を捺してその窪みに緑青を差す。
「古/小尉/上品」と墨書のある付札が附属する。「紅地麻葉繋花車模様縫箔」(国立能楽堂蔵)とともに伝わったとされ、土佐藩主山内家から明治維新後に高知城下屈指の豪商・川崎家へと伝来していた可能性がある。
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