吐田の油掛地蔵
はんだのあぶらかけじぞう
概要
吐田の油掛地蔵
はんだのあぶらかけじぞう
奈良県
室町後期/1523
石造地蔵菩薩立像。舟形光背を持つ。持物の表現はなされていない。
総高152cm、像高65cm、光背高103cm、重量不明
1軀
奈良県磯城郡川西町吐田1079
川西町指定
指定年月日:40061220
できものを治してもらうために願をかける日には、油をかける習わしがあることから油かけ地蔵と名前が付けられました。 吐田に伝わる文書「油掛延命地蔵尊濫觴」(あぶらかけえんめいじぞうそんらんしょう){天保十二年(1841)}には吐田がしばしば水難に見舞われ、地蔵尊が水に浸かることを嘆いた聖徳太子がこの地蔵尊に油を掛ければ水に犯されないという由来が残ります。
北吐田自治会
有形民俗文化財
現存する石造の造立は大永三年(1523)、以後吐田村によって管理されてきた。