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四滴茶入

してきちゃいれ

概要

四滴茶入

してきちゃいれ

陶磁 / 江戸

吉向

江戸時代・19世紀

4口

吉向焼は、江戸時代後期の陶工吉向治兵衛+きっこうじへえ+が関わったとされる陶磁器。治兵衛は大阪の十三+じゅうそう+(現大阪市淀川区)に開窯し、その後各国の諸藩に招聘+しょうへい+されて御庭焼の製陶に携わる。吉向焼では、楽焼や交趾風の軟質陶器、染付の軟質磁器などがあり、主に茶陶が作られた。
この茶入は、水滴+すいてき+、油滴+ゆてき+、手瓶+てがめ+弦附+つるつき+の4種一組で伝わる。唐物を写したものと考えられるが、本歌ではあまり見られない形が含まれており、国内で作られる茶入のかたちの展開をとらえるうえで興味深い。(140930_h22唐物)

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キーワード

茶入 / 唐物 / /

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