隷書六言聯
れいしょろくごんれん
概要
楊峴は清朝末期の書家で、浙江省の人。字は見山、庸斎と号した。江蘇省で地方官を務めたが晩年は詩書に親しむ生活を送った。書は特に漢代の隷書を好んだ。弟子に呉昌碩らがいる。
明治24年(1891)清に旅行した日下部鳴鶴は、当時の著名な書家を歴訪して学ぶとともに、古器や古碑、拓本等多くの作品を見る機会を得た。この聯は楊峴をはじめ同好の士による鳴鶴歓迎の席で贈られたもの。当時の日中書壇の交流を物語る。
(180710_h021/22明治150年)
れいしょろくごんれん
楊峴は清朝末期の書家で、浙江省の人。字は見山、庸斎と号した。江蘇省で地方官を務めたが晩年は詩書に親しむ生活を送った。書は特に漢代の隷書を好んだ。弟子に呉昌碩らがいる。
明治24年(1891)清に旅行した日下部鳴鶴は、当時の著名な書家を歴訪して学ぶとともに、古器や古碑、拓本等多くの作品を見る機会を得た。この聯は楊峴をはじめ同好の士による鳴鶴歓迎の席で贈られたもの。当時の日中書壇の交流を物語る。
(180710_h021/22明治150年)
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