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続縄文時代の墓の副葬品(ガラス玉・常呂川河口遺跡300号土坑)

ぞくじょうもんじだいのはかのふくそうひん(がらすだま・ところがわかこういせき300ごうどこう)

概要

続縄文時代の墓の副葬品(ガラス玉・常呂川河口遺跡300号土坑)

ぞくじょうもんじだいのはかのふくそうひん(がらすだま・ところがわかこういせき300ごうどこう)

考古資料 / その他 / 日本 / 北海道 / 北海道

続縄文時代

常呂川河口遺跡

300号土坑出土

北見市ところ遺跡の森

続縄文時代後半期の土坑墓からの出土品。常呂川河口遺跡で出土したガラス玉には淡青色のものと、それより一回り大きい濃青色のものの2種類がある。この資料は後者の濃青色のもので、径5~7mm、厚さ3~7mmの大きさである。これらのガラス玉の製作地は不明だが、成分分析からは中国大陸産の原料が使われたことが示唆されている。
この土坑墓のガラス玉は、被葬者の眼窩の位置にまとめて置かれていたらしいことが出土状況から分かっている。重要文化財「北海道常呂川河口遺跡墓坑出土品」の構成資料。

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