阿弥陀三尊像龕 顕慶四年銘
セキゾウアミダサンゾンブツガン ケンケイ4ネンメイ
概要
三尊を中心に、音楽を奏でる天人や供養者、獅子などをあらわしている。銘文から中尊は阿弥陀如来と知られるが、左手を地に付ける触地印を結んでいる。この印は、釈迦が修行を邪魔する悪魔を退けるために行った仕草に由来する。阿弥陀は指で輪を作るのが定型になるが、初唐期にはまだ印が定まっていなかったことがわかる。
セキゾウアミダサンゾンブツガン ケンケイ4ネンメイ
三尊を中心に、音楽を奏でる天人や供養者、獅子などをあらわしている。銘文から中尊は阿弥陀如来と知られるが、左手を地に付ける触地印を結んでいる。この印は、釈迦が修行を邪魔する悪魔を退けるために行った仕草に由来する。阿弥陀は指で輪を作るのが定型になるが、初唐期にはまだ印が定まっていなかったことがわかる。
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