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新田神社文書(百二十四通)

にったじんじゃもんじょ

概要

新田神社文書(百二十四通)

にったじんじゃもんじょ

その他 / 鎌倉 / 南北朝 / 室町 / 安土・桃山 / 江戸 / 九州

鎌倉~江戸

91枚

重文指定年月日:19830606
国宝指定年月日:
登録年月日:

新田神社

国宝・重要文化財(美術品)

新田神社は薩摩国一宮で、南九州における中心的位置を占める神社である。旧宮司家の執印家伝来の文書七巻(九二通)、旧祠官家の権執印家伝来の文書一巻(三〇通)及び寛文五年の新田宮縁起一巻、天正十五年の小西行長等連署制礼一枚からなる。執印家、権執印家はともに南九州における在地領主で、本文書はこの両家の鎌倉・南北朝時代の動向とその領主制のあり方、および中世一宮の変遷の歴史を具体的に伝えて中世史研究上に注目される。また本文書中には元亨二年(一三二〇)および元亨三年(一三二三)の連歌懐紙が含まれており、遺例稀な鎌倉時代の連歌資料として文学史上にも注目される。

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