太安萬侶墓誌/癸亥年七月六日在銘/奈良県奈良市此瀬町出土
おおのやすまろぼし
概要
奈良盆地の東方、大和高原の通称トンボ山の丘陵南斜面において発見されたもので、『古事記』の編者として著名な太安萬侶の墓誌である。墳墓は墓壙を設け、木櫃をおき周囲を木炭で覆ったものである。墓誌はこの木櫃底部に収められていた。四十一字からなる銘文は、太安萬侶の歿年月日を記したものである。奈良時代墳墓のうち、出土状況などが明確に調査された珍しい例である。
おおのやすまろぼし
奈良盆地の東方、大和高原の通称トンボ山の丘陵南斜面において発見されたもので、『古事記』の編者として著名な太安萬侶の墓誌である。墳墓は墓壙を設け、木櫃をおき周囲を木炭で覆ったものである。墓誌はこの木櫃底部に収められていた。四十一字からなる銘文は、太安萬侶の歿年月日を記したものである。奈良時代墳墓のうち、出土状況などが明確に調査された珍しい例である。
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