蒸気船雛形(外輪船)
じょうきせんひながた(がいりんせん)
概要
嘉永6年(1853)のペリー来航後、幕府は西洋軍事技術の導入を阻止する従来の政策を改め、洋式軍艦の建造を大名に勧めた。これは佐賀藩精煉方が蒸気機関研究のために製造したとされる蒸気船(外輪船)の雛形。ボイラーが単管式である蒸気車雛形よりも進化した多管式となっており、蒸気の発生効率が向上している。慶応元年(1865)に三重津で完成した木製外輪蒸気船「凌風丸」の原型といわれる。
じょうきせんひながた(がいりんせん)
嘉永6年(1853)のペリー来航後、幕府は西洋軍事技術の導入を阻止する従来の政策を改め、洋式軍艦の建造を大名に勧めた。これは佐賀藩精煉方が蒸気機関研究のために製造したとされる蒸気船(外輪船)の雛形。ボイラーが単管式である蒸気車雛形よりも進化した多管式となっており、蒸気の発生効率が向上している。慶応元年(1865)に三重津で完成した木製外輪蒸気船「凌風丸」の原型といわれる。
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