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太刀〈銘豊後国行平作/〉

たち〈めいぶんごのくにゆきひらさく〉

概要

太刀〈銘豊後国行平作/〉

たち〈めいぶんごのくにゆきひらさく〉

工芸品 / 鎌倉 / 関東 / 東京都

豊後国行平

東京都

鎌倉

鎬造、庵棟、細身、腰反、小鋒。鍛小板鎺目よくつみ、細かに地沸つく。刃文直刃調の小乱、小沸よくつき、鎺元で大きく焼落とす。帽子わずかにのたれて小丸に返り、先掃きかける。彫物佩表の腰に梵字と櫃の内に異形の仏像を彫る。茎生ぶ。先浅い栗尻、鑢目浅い勝手下がり、目釘孔五(内二個埋め)。

身長79.0  反1.9  元幅2.6  先幅1.6 (㎝)

1口

東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9

重文指定年月日:19750612
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

豊後国行平の作刀は、細身で腰反りのある優美な姿に、小板目に柾を交えた鍛え、匂口のうるみごころとなる直刃または小乱を焼き、大きく焼落しをみせることが多い。本太刀は常のものよりも匂口がしまり、うるみごころがなく、地刃共に良く冴えた行平作中の優品である。

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キーワード

/ / 行平 / ごころ

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