讃岐及び周辺地域の醤油醸造用具と醤油蔵・麹室
さぬきおよびしゅうへんちいきのしょうゆじょうぞうようぐとしょうゆぐら・こうじむろ
概要
讃岐の醤油醸造は、江戸時代に小豆島を中心に興り、東讃の引田、西讃の仁尾などでも盛んになり、県別生産高では、明治中期から昭和10年代にかけ全国第2位であった。
この資料は、讃岐を中心とした地域の醤油醸造について、洗場・釜場・麹つくり・仕込・槽場・澄場・火入・樽詰などの各工程の用具を網羅的に収集したものである。また醤油蔵2棟と麹室1棟は大川郡引田町の醤油醸造業山本家より移築されたものである。