青磁牡丹唐草彫文三足鉢(石菖鉢)
せいじぼたんからくさぼりもんみつあしはち(せきしょうばち)
概要
初代勝茂の御道具で、箱書きに「御石菖鉢」とあり、香爐を石菖鉢に転用したものか。室町時代以降、石菖という草を植えて書院棚や違棚を飾ったのでこう称す。この草は、燃える灯芯の油煙を吸い取り、席中の空気を清める効果があるといわれ、夜咄の茶事の時、後座の床に鉢に胴炭などを組んで石菖を挿し、板を敷いて置かれる。
せいじぼたんからくさぼりもんみつあしはち(せきしょうばち)
初代勝茂の御道具で、箱書きに「御石菖鉢」とあり、香爐を石菖鉢に転用したものか。室町時代以降、石菖という草を植えて書院棚や違棚を飾ったのでこう称す。この草は、燃える灯芯の油煙を吸い取り、席中の空気を清める効果があるといわれ、夜咄の茶事の時、後座の床に鉢に胴炭などを組んで石菖を挿し、板を敷いて置かれる。
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